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愛と祈りで子どもは育つ

『子どもと一緒に親も成長するのです』子どもにかかわるすべての人に贈るシスターからの愛のメッセージ。

型番	4456976767
販売価格	704円(税込)

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渡辺和子著

253ページ　／A6判　並製（ソフトカバー）

PHP研究所発行

ISBN978-4-569-76767-3　／Cコード：C0195

子育てとは、一人ひとり違う子どもを
ありのままに受け入れ、
その可能性を引き出すこと──。

長年、学生とかかわり続けた著者が、
子育てや教育の本質を、身近なエピソードや
母との思い出を交えながら綴ったエッセイ集。
「上手に育てよう」「誉められる親になろう」「親の期待に応えてほしい」ではなく、
親と子どもが共に育ち、
子どもに愛を伝え続けていくことの大切さを気づかせてくれる一冊。

初版発行：2017年8月15日

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はじめに

第1章　親の祈り
　「親の祈り」
　子どもと共に親も育つ
　キャンドルサービス
　子どもは「宝」
　「ネギは天才だ」と思える親に
　満たされているということ
　自分を愛するということ
　「われは草なり」
　小さな死
　「生きている」と「生きていく」
　愛の反対は無関心
　無財の七施
　自分が変われば、相手も変わる
　与えられた条件のもとでどう生きるか
　醒めた目と温かい心
　九八パーセントの信頼
　ダブルの損
　愛がなければ……
　愛されるよりも愛することを

第2章　やさしさの中に強さを
　「ふたりの子供たちへ」
　思いやりのある子に
　甘やかすことと、やさしくすること
　「知性」のある人に
　意志の力と自由
　自由と責任
　共に生きる心
　家庭の平和
　面倒だからしよう
　他人に左右されない「安定性」
　ナンバーワンよりオンリーワン
　「みんなちがって、みんないい」
　自分を誉めてあげたい
　氷が融けたら春になる
　愛は目に見えない
　人を人として尊ぶ
　言葉と本心、その間にある矛盾
　無条件の愛と人間の弱さ
　置かれたところで咲く
　子どもの良いところを引き出す
　自分の花を咲かせる
　「育てたように子は育つ」

第3章　人を生かすもの
　「私が願うのは」
　恵みは与えられた仕事についてくる
　「もうちょっと生きてみよう」
　生存本能を超えるもの
　あなたは宝石です
　存在を認めるほほえみ
　生きている価値
　自分の置かれた環境をどう見るか
　「冬がきたら」
　視点を変える
　人間の大きさ
　クリスチャン
　母との別れ
　母への想い
　天との契約
　人生の穴
　運命と摂理
　恵みの呼吸
　時間の使い方は、命の使い方
　人生の履歴書
　「It is so beautiful」
　愛は近きより
　周辺のカルカッタ

著者紹介

渡辺和子（わたなべ　かずこ）
1927年2月、教育総監・渡辺錠太郎の次女として生まれる。
51年、聖心女子大学を経て、54年上智大学大学院修了。
56年、ノートルダム修道女会に入りアメリカに派遣されて、ボストン・カレッジ大学院に学ぶ。
74年、岡山県文化賞（文化功労）、
79年、山陽新聞賞（教育功労）、岡山県社会福祉協議会より済世賞、
86年、ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞、
89年、三木記念賞受賞。
ノートルダム清心女子大学（岡山）教授を経て、
同大学学長ノートルダム清心学園理事長を務める。
2016年、春の叙勲で旭日中綬章を受章。
2016年12月30日逝去。