- 森一弘 著
- 274ページ /B6判 並製
- サンパウロ 発行
- ISBN978-4-8056-2099-1 /Cコード:C0016
今秋、来日が予定されている教皇フランシスコ。
彼は優しさで人々を魅了し、同時に
刺激的で大胆な発言で、教会の変革を呼びかける。
また、資本主義経済で物質的な幸せを最優先する
現代世界の価値観にも警鐘を鳴らして訴え呼びかける。
その新鮮さと魅力を描く。
今回、ここにまとめたものは、
「教皇が、どのような教会を目指そうとしているのか、
そのために教会の何を変えていくことを求めているのか」という観点から、
教皇の使徒的な勧告や発言を私なりに読み込んだものであり、
月刊誌「家庭の友」(サンパウロ発行)に連載したものである。
──森一弘 名誉司教(著者)
初版発行:2019年5月31日
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もくじ
はじめに
一、「あわれみ」の特別聖年の勅書から
「いつくしみ」ではなく「あわれみ」と訳すべきだったのでは……!
「教会は疲れている!?」
「あわれみの特別聖年」の真の狙いは、何だったのか?
人へのまなざしを軸とした教会の刷新を
二、使徒的勧告『福音の喜び』から
教皇は教会の現状を、どのように見ているのか
教会の本来の姿は?
イエスを外に出さない、自己中心的な教会は、病気だ!
三、使徒的勧告『愛のよろこび』から
現代のカトリック教会における「シノドス」の意義
家庭・家族の価値とその尊さ
漢字の「喜び」と平仮名の「よろこび」
愛を、どう理解したらよいか?
教義に軸足をおいた司牧の限界
家庭・家族をむしばむ現代社会の営み
国家・民族という共同体と家庭・家族という共同体の違いは?
家庭・家族に創世記の光を当ててみると……
親としての神は、決して人間を見捨てず諦めない
家族であることの福音的意義は、どこに……
四、現代世界への教皇の挑戦
現代世界は、叫びを上げている
資本主義経済のシステムに警鐘を鳴らす
排他性と格差を育ててしまう経済システム
地球が壊されていく
エコロジカルな回心に向けて
一、「あわれみ」の特別聖年の勅書から
「いつくしみ」ではなく「あわれみ」と訳すべきだったのでは……!
「教会は疲れている!?」
「あわれみの特別聖年」の真の狙いは、何だったのか?
人へのまなざしを軸とした教会の刷新を
二、使徒的勧告『福音の喜び』から
教皇は教会の現状を、どのように見ているのか
教会の本来の姿は?
イエスを外に出さない、自己中心的な教会は、病気だ!
三、使徒的勧告『愛のよろこび』から
現代のカトリック教会における「シノドス」の意義
家庭・家族の価値とその尊さ
漢字の「喜び」と平仮名の「よろこび」
愛を、どう理解したらよいか?
教義に軸足をおいた司牧の限界
家庭・家族をむしばむ現代社会の営み
国家・民族という共同体と家庭・家族という共同体の違いは?
家庭・家族に創世記の光を当ててみると……
親としての神は、決して人間を見捨てず諦めない
家族であることの福音的意義は、どこに……
四、現代世界への教皇の挑戦
現代世界は、叫びを上げている
資本主義経済のシステムに警鐘を鳴らす
排他性と格差を育ててしまう経済システム
地球が壊されていく
エコロジカルな回心に向けて
著者紹介
森 一弘(もり かずひろ)
1938年 横浜市に生まれる。
1960年 上智大学卒業。
1967年 ローマにて司祭叙階。
1985年 司教叙階。
1985〜2000年 束京大司教区補佐司教として活躍。
現在、真生会館にて、黙想指導、講演、執筆活動を行う。
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