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フランシスカン研究(4)フランシスコ学会派における自然と恩恵

「東京フランシスカン研究会」より刊行された、中世期のフランシスコ会学派における哲学・神学研究の論文集第4号。
型番 4490221156
販売価格 2,750円(税込)
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神学、哲学、論理学、政治学、経済学、文学、数学、自然科学など、
『近代のすべてがここにある』──。

本書に収められた論考は、
フランシスコ会の生き方を支える神学や神論、
恩恵と救済との関係、恩恵と自然の関係についての歴史的な文脈、
信仰と理性あるいは信仰と科学的精神とのかかわりなど、
その扱う問題は多彩であるが
いずれもフランシスコ会の霊性を自覚的に反省しようとする思索の、まれな成果である。
──「序文」より(慶應義塾大学文学部教授・中川純男)

初版発行:2010年1月21日

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もくじ


序文 「フランシスカン研究」第4号発刊に寄せて  中川純男

1.フランシスコ会学派の神学  J.B.フライヤー
2.ロジャー・ベーコンにおける自然と恩恵  浦英雄
3.聖ボナヴェントゥラの教皇論  坂口昂吉
4.カサレのウベルティノの救済論  前川登
5.ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスにおける信仰と科学  八木雄二
6.ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスにおける罪の問題 ──神の自由と人間の自由──  小川量子
7.ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの義認論  福田誠二
8.オッカムにおける神の実在証明  小林公
9.シエナのベルナルディノ 永遠の命の説教家、御言葉の実践者  B.S.マトゥラ

あとがき
執筆者紹介

英文サマリー


著者紹介


Johannes B. Freyer(J.B.フライヤー)
フランシスコ会士。ミュンスター大学、
ルツェルン大学、ボン大学で哲学と神学を学び、
ローマで神学博士号取得。
『Wissenscahft und Weisheit』誌編集長。
トリアー大学で教授資格取得。
ローマの教皇庁立聖アントニオ神学大学“アントニアーヌム”で
フランシスコ会学派神学担当教授。現在同大学学長。


浦英雄(うら ひでお)
慶應義塾大学文学部哲学科卒業。
京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
哲学・西洋哲学史(中世)専攻。
創価大学・聖アントニオ神学院・南山大学非常勤講師。


坂口昂吉(さかぐち こうきち)
慶應義塾大学名誉教授。文学博士。
西洋中世教会史専攻。
主要著書:『中世の人間観と歴史』、『中世キリスト教文化紀行』、『聖ベネディクトゥス』。
主要訳書:『中世思想原点集成12・フランシスコ会学派』、ブールダッハ『宗教改革・ルネサンス・人文主義』、デットロッフ『中世ヨーロッパ神学』。


前川登(まえかわ のぼる)
フランシスコ会士。
現在、東京純心女子大学特任教授、宗教学担当。
聖書の人間学に関する研究。
元『新共同訳聖書』の訳語委員。
各種学会及び大学紀要に論文執筆及び論文集の出版。
フランシスコ会発行の機関誌『聖火』に長年連続寄稿中。
黙想指導等の司牧に従事。


小川量子(おがわ りょうこ)
上智大学文学部哲学科博士課程修了。
立正大学非常勤講師。
ドゥンス・スコトゥスを中心に中世後期の哲学思想を研究。
『哲学の歴史』中央公論新社「スコトゥス」と「スアレス」の章を執筆。


八木雄二(やぎ ゆうじ)
1952年東京生まれ。
慶應義塾大学大学院卒。文学博士。
立教大学・清泉女子大学非常勤講師。

主な著作:『スコトゥスの存在理解』創文社、『中世哲学への招待』平凡社、
『古代哲学への招待』平凡社、『イエスと親鸞』講談社、『ただ一人生きる思想』筑摩書房。


福田誠二(ふくだ せいじ)
フランシスコ会士。聖マリアンナ医科大学教授(宗教学)。
ミュンヘン大学カトリック神学部博士課程修了。神学博士。
『ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスのペルソナ神学』出版後、
大学紀要及び各種学会にてスコトゥス神学、
現代神学、キリスト教生命倫理学等に関する論文を発表中。


小林公(こばやし いさお)
東京大学法学部卒業。法哲学・法思想史専攻。
立教大学法学部教授。ウィリアム・オッカムを中心に14世紀ヨーロッパの政治・法・神学思想を研究。


Bogusz Stanislaw Matula(B.S.マトゥラ)
フランシスコ会ポーランド管区司祭。
神学学士号取得後、2001年より教皇庁立「アントニアヌム大学」准教授。
専門は、教会論、エキュメニズム、
フランシスカン的キリスト論(特にフランシスコ会会員著者の「受肉の神秘について」)。
ポーランド母管区で定期的に神学を教える。
ポーランド版『フランシスカン辞典』(2006年)と『ボナヴェントゥラ辞典』(2008年)の編集協力者。

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