- デイヴィド・J・ディオニシ 著 /平和教育協会 訳
- 247ページ /A5判 並製(ソフトカバー)
- 聖母の騎士社 発行
- ISBN978-4-88216-362-6 /Cコード:C0016
原爆が長崎に落とされたときに、三菱造船所には
1909年に設置された巨大な電動鎚頭型起重機があった。
この起重機は、原爆投下に際しても損傷されず、
いまだに三菱造船所で稼働している。
この事実は、1945年8月当時、
長崎で最も重要な攻撃目標になるはずの軍事施設が
アメリカの原爆攻撃から外されていたことの示す有力な物的証拠になろう。
このことは、本書で初めて解き明かされる
原爆にまつわる数多くの秘密の一つである。
1945年8月、日本が敗戦に追い込まれ降伏のほかない時に、
なぜ原爆攻撃を受けることになったのか。
これまで隠されてきた歴史の真実が、
著者10年余りの調査研究によって70年目に初めて明らかにされる。
核兵器を廃絶し第三次世界大戦を防止するためには、
何よりも先ず、人々が歴史の真実を知り
物事の真相を見抜く力をつけることが必要である。
初版発行:2015年7月31日
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もくじ
1.死の血盟団
2.血盟団の秘密
3.複合する邪悪勢力
4.日本の原爆開発計画
5.不屈の長崎
6.秘密作戦
7.秘密の保持
8.第三次世界大戦の防止
付録A
後注
2.血盟団の秘密
3.複合する邪悪勢力
4.日本の原爆開発計画
5.不屈の長崎
6.秘密作戦
7.秘密の保持
8.第三次世界大戦の防止
付録A
後注
著者紹介
ディヴィド・J・ディオニシ(David・J・Dionisi)
1963年、米国マサチューセッツ州生まれ。
元米国陸軍情報将校。
電子機器戦争、電子機器使用軍事通信システム、
世界全体の諜報機関収集情報の取扱いなどを担当、
高度な軍事技術の専門分野を指揮し統率する。
除隊後は金融保険業界に転じて華々しい成功を収め、
プルデンシャル社役員、メットライフ社副会長などを歴任する。
2003年に西アフリカのリベリア難民の救援事業にかかわったことから人類の将来を危惧し、
世界の平和安寧のために献身すべき使命を感じて実業界から身を引くことを決意。
2004年にNGO法人・平和教育協会(Teach Peace Foundation)を創設して会長を務める。
同協会は、教育活動と慈善事業を通して、世の人々に人類社会の危機的諸問題を
平和的に解決することへの理解を促し広めるために諸々の事業を展開、
また、アフリカ諸国、インドネシアなどで難民・孤児などの救援事業を推進している。
こうした献身的な功績により、
2009年に「マーティン・ルーサー・キング記念国際平和指導者賞」、
2010年に「聖パドヴァのアントニオPTA賞」、 2013年に「身体障害者希望賞」、
2014年に「聖アッシジのフランシスコ賞」を受賞。
また、2014年のリベリアでのエボラ出血熱蔓延に際し、
いち早く現地にかけつけて救援活動に尽力したことにより、
「エボラ・ファイターズ」の一人として米誌『タイム』の
「2014年・今年の人 (Person of the Year 2014)」に選ばれた。
1985年に情報将校として在韓米軍に勤務中に、
日本への原爆投下の真相とその背後関係を知り始め、
以後10年余りかけて主として米国と日本で
原爆にまつわる諸々の秘密の調査・研究を続けた。
その成果として結実したのが本書であり、
まさに読者に歴史観の見直しを迫る労作である。
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