- 平本 政利 著
- 290頁 ／B6判 並製
- サンパウロ 発行
- ISBN978-4-8056-3925-2 ／Cコード：C0016
子供の頃はいつも生活の中に「祈り」があったということです。
それは通奏低音みたいなもの。
あまりにも日常のことで、それに気づくことはありませんでした。――はじめに
著者は9人兄弟（うち神父一人、シスター二人）で、元郵便局長です。
子ども時代には日常的にあった祈りと教会が、社会人になってからは
なかなか遠いものになってしまいました。
定年を迎えた著者が思い出し、改めて考えるのは、根底にあるキリスト教の信仰と
周りの人の温かさ。
「今、自分は教徒としてどう過ごしているのだろう？」
そんな思いを抱く人におすすめしたい、じんわり心にしみる信仰エッセイです。
初版発行：2024年7月5日
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もくじ
はじめに
父と母が残してくれたもの
日曜日には教会に行く
「ロザリオの祈り」
外国人宣教師
宗教の違い
平戸検定
トラピスト修道院の訪問（一）
トラピスト修道院の訪問（二）
信仰の始まり
聖地の訪問
青年会の合宿
教会巡礼
短かった修道院生活
浅き者の信仰（一）
ボランティア活動
お盆
潜伏キリシタンに関連する世界遺産の訪問
志願者同期生（一）
信仰の喜び
教会への献金など
志願者同期生（二）
仕事と信仰
毎日の日課
それぞれの葬儀と死生観
トラピスト修道院への再訪問（一）
トラピスト修道院への再訪問（二）
五島巡礼のご褒美
五島巡礼
長崎への道巡礼
浅き者の信仰（二）
著者紹介
平本 政利（ひらもと まさとし）
昭和34年（1959年）2月、長崎県平戸市生まれ。紐差教会で幼児洗礼。
9人兄弟（うち神父1人、シスター2人）。
地元高校を創業後、東京都内の郵便局に就職。
郵政部内の選抜長期研修（宮城県、東京都）を経た後、旧郵政省本省、日本郵便�衙楴劼覆匹廼侈魁�
(財)郵政国際協会パリ事務所次長（フランス）、嬉野（佐賀県）、
中部国際（愛知県）、麹町（東京）の郵便局長を歴任。
定年退職後は全国郵便輸送協会事務局長として勤務中。
現在は調布協会（東京都）に所属。
著書に『麹町たより：四年間続けた局長メッセージ』（2019年、コスモ・プラネット社）
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