- 荒木慎一郎 訳・著
- 160頁 /A5判 並製(ソフトカバー)
- 聖母の騎士社 発行
- ISBN978-4-88216-388-6 /Cコード:C0016
『自由と恩寵』の全体が私に訴えかけるのは、
生きることが、神と人との「交わり」のプロセスに他ならないということである。―「訳者あとがき」より
エディット・シュタイン(1891〜1942)は、自らがカトリックの信仰によって受け入れた真理を
あくまでも自然の理性の光に基づいて、現象学の立場から哲学的に理解しようと試みた女性です。
本書は、信仰と理性の統合を求めたアウグスチヌス、トマス・アクィナスの伝統につながる、
価値あるキリスト教哲学研究といえるでしょう。
初版発行:2025年1月1日
※この書籍はお取り寄せのため、ご注文後のキャンセルはできません。
また、お取り寄せに1〜3週間ほどかかります。
他の商品を合わせてご注文なさる場合、発送が遅くなりますのでご注意ください。
もくじ
まえがき
第一章 自然・自由・恩寵
第二章 救いのわざにおける自由と恩寵の関わり
第三章 救いを仲介する働きの可能性
第四章 救いの働きの出発点としての心的・物的組織
第五章 信仰
訳者あとがき
《付録》エディット・シュタインの生涯
訳・著者紹介
荒木 慎一郎(あらき しんいちろう)
1952年12月生まれ。京都市出身。
東京外国語大学ドイツ語学科卒業。広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。
博士前期課程中にドイツ・テュービンゲン大学に留学。
1998〜2023年 長崎純心大学人文学科教授。
2024年現在「エディット・シュタインの友・長崎」代表。

おすすめ商品
1,430円(税込)
14,300円(税込)
7,370円(税込)
500円(税込)
600円(税込)