- 中川明 著
- 149ページ /B6判 並製(ソフトカバー)
- 夢窓庵 発行
- ISBN978-4-944088-13-3 /Cコード:C1016
『妖怪の棲む教会──』
奇妙なタイトルですが大変ユニークな、
「なるほど、なるほど」といわせる本です。
まず、簡単に内容をご紹介しましょう。
本書は全3部から成り、第1部「ゆきづまった日本の教会」では、
その現状を数10年前までさかのぼって分析・反省します。
第2部「救いの場を求めて」では、
悲観的な現状を乗り越えるための考察をめぐらし、方向性を模索します。
第3部「妖怪の棲む教会」では、今望ましい教会像の粗描を試みます。
この本をぜひ読んでいただきたいのは、
教会の信者さんや教会の宣教に関心のある方々です。
中でも、第1部は、教会の現状や未来像、望ましいあり方などをめぐる
話し合いのテキストにもってこいの資料だと思います。
初版発行:2002年3月31日
第5刷発行:2008年9月5日
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もくじ
第1部 ゆきづまった日本の教会
第1章 戦後の日本の教会史を振り返って
第2章 福音宣教推進全国会議(ナイス)の挫折から見えてくる日本の教会の姿
第2部 「救い」の場を求めて
第1章 世界内・歴史内の「頑固な現実」との直面から生まれてくる「新しい体験」を通して、私たちは神と出会う
第2章 「頑固な現実」である「他人(他)」と直面して生まれる「コンパッション(胸が痛む)」の内に、私たちは神と出会う……
第3章 「他」との直面を避ける日本的メカニズム
第4章 まとめ ― 「救い」をもたらす 教会の姿を描くための基礎
第3部 「救い」をもたらす場としての「妖怪の棲む教会」
第1章 「キョウカイ(境界)の上に立つ教会」についての一般的説明
第2章 「異人」や「妖怪」は「頑固な現実」
第3章 「妖怪」をめぐるいくつかの覚え書き
第1章 戦後の日本の教会史を振り返って
第2章 福音宣教推進全国会議(ナイス)の挫折から見えてくる日本の教会の姿
第2部 「救い」の場を求めて
第1章 世界内・歴史内の「頑固な現実」との直面から生まれてくる「新しい体験」を通して、私たちは神と出会う
第2章 「頑固な現実」である「他人(他)」と直面して生まれる「コンパッション(胸が痛む)」の内に、私たちは神と出会う……
第3章 「他」との直面を避ける日本的メカニズム
第4章 まとめ ― 「救い」をもたらす 教会の姿を描くための基礎
第3部 「救い」をもたらす場としての「妖怪の棲む教会」
第1章 「キョウカイ(境界)の上に立つ教会」についての一般的説明
第2章 「異人」や「妖怪」は「頑固な現実」
第3章 「妖怪」をめぐるいくつかの覚え書き
著者紹介
中川明(なかがわ あきら)
1952年 兵庫県生まれ。
1976年 京都大学大学院農学研究科博士前期課程修了。
1988年 上智大学大学院神学研究科博士前期課程修了。
1988年 司祭叙階。
2002年3月まで カトリック中央協議会福音宣教研究室室長。
現在 大阪教区神戸西ブロック共同宣教司牧チーム