- 矢野宏 インタビューと文
- 194ページ /四六判 上製(ハードカバー)
- 女子パウロ会 発行
- ISBN978-4-7896-0577-9 /Cコード:C0036
多くの日本人が温かい思いやりの心を失って、久しい。
そんななか、慎ましく、目立たず、そっと一隅を照らす人々を訪ね、
インタビューをとおして
「あなたにとって隣人とはだれか」という
キリストの問いを浮き彫りにする。
初版発行日:2004年5月13日
日本図書館協会選定図書
もくじ
まえがき
石牟礼道子 文明の病巣を見つめて──水俣・苦界に身を置く人々とともに
池田雄一 寒風に流されながらも──ホームレスに自立の道を
ジェームス・ハヤット 幸せを求める人々のために──電波にのせる愛のメッセージ
山下京子 絶望の中に希望を拓くとき──慈悲と憎しみを抱えつつ
廣岡洋子 いざとなれば家を売っても──現代社会に疲れた人々に差し伸べる手
野口啓示 二十四時間を子どもたちに──児童福祉の最前線に立って
西口順一 消え去った夢のあとに──勇気はすべての人から
福井達雨 歩いてミタラ歌ってミタラ──重い知能障害者の仲間となって
岡部伊都子 凍える世界に花あかりを──自らの不明を詫びつつ
マザー・テレサ 存在そのものがメッセージ──あるシスターの思い出から
「わたしの隣人とはだれか」 ルカ福音書10章から
石牟礼道子 文明の病巣を見つめて──水俣・苦界に身を置く人々とともに
池田雄一 寒風に流されながらも──ホームレスに自立の道を
ジェームス・ハヤット 幸せを求める人々のために──電波にのせる愛のメッセージ
山下京子 絶望の中に希望を拓くとき──慈悲と憎しみを抱えつつ
廣岡洋子 いざとなれば家を売っても──現代社会に疲れた人々に差し伸べる手
野口啓示 二十四時間を子どもたちに──児童福祉の最前線に立って
西口順一 消え去った夢のあとに──勇気はすべての人から
福井達雨 歩いてミタラ歌ってミタラ──重い知能障害者の仲間となって
岡部伊都子 凍える世界に花あかりを──自らの不明を詫びつつ
マザー・テレサ 存在そのものがメッセージ──あるシスターの思い出から
「わたしの隣人とはだれか」 ルカ福音書10章から
著者紹介
矢野宏(やの ひろし)
1959年生まれ。愛媛県出身。
1987年、地元紙記者を経て黒田ジャーナルに入社。ミニコミ紙『窓友新聞』のデスクに就任。
黒田氏没後、遺志をついで反戦・反差別を柱にしたジャーナリズム活動に従事。大谷昭宏事務所に所属。
2002年から関西大学非常勤講師。
主な著書:
『在日挑戦──朝鮮高級学校生インターハイへの道』(木馬書館)『震災と人間』(三五館)『みんなの命輝くために』(解放出版社)など。
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