- 越前喜六 編著
- 351頁 /四六判 並製
- 教友社 発行
- ISBN978-4-907991-75-3 /Cコード:C3016
真の幸福は福音書の「真福八端」にある
人を命へと導く尊い言葉との出会いを求めて
『祈り』『愛』『希望』『霊性』『癒し』『知恵』『道』に続くシリーズ8作目。
初版発行:2021年11月24日
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もくじ
巻頭言
まえがき
「至福の丘」と呼ばれた場所 デ・ルカ・レンゾ
われまことの幸を求む──私の真福とは 越前 喜六
心の貧しい人々は、幸いである[マタイ5・3] ホアン・アイダル
悲しむ人は、幸い[マタイ5・4] 増井 啓
柔和の力動性[マタイ5・5] 大西 崇生
義によって満たされる[マタイ5・6] 片柳 弘史
憐みの心とその形[マタイ5・7] 竹内 修一
心の清い人々は神を見る[マタイ5・8]──心の清さに至るためのイグナチオの霊の識別再考 柳田 敏洋
平和をもたらす人は幸いである[マタイ5・9] 小山 英之
迫害体験と神の美[マタイ5・10] 角田 佑一
仏教における幸福──僧侶のより所 下室 覚道
「幸せ」の断想 木村 恵子
あとがき
まえがき
「至福の丘」と呼ばれた場所 デ・ルカ・レンゾ
われまことの幸を求む──私の真福とは 越前 喜六
心の貧しい人々は、幸いである[マタイ5・3] ホアン・アイダル
悲しむ人は、幸い[マタイ5・4] 増井 啓
柔和の力動性[マタイ5・5] 大西 崇生
義によって満たされる[マタイ5・6] 片柳 弘史
憐みの心とその形[マタイ5・7] 竹内 修一
心の清い人々は神を見る[マタイ5・8]──心の清さに至るためのイグナチオの霊の識別再考 柳田 敏洋
平和をもたらす人は幸いである[マタイ5・9] 小山 英之
迫害体験と神の美[マタイ5・10] 角田 佑一
仏教における幸福──僧侶のより所 下室 覚道
「幸せ」の断想 木村 恵子
あとがき
著者紹介
デ・ルカ・レンゾ(De Luca Renzo)
イエズス会司祭。上智大学文学部哲学科、上智大学大学院神学科卒。
九州大学大学院国史学科研究科修了。元日本二十六聖人記念館館長。
キリシタン史専門。現在、イエズス会日本管区管区長。
著書:『旅する長崎学(1)』(共著、長崎文献社)、『神に喜ばれる奉仕 十二人の信仰論』(編著、サンパウロ)、『祈り』、『愛』、『希望』、『癒し』、『知恵』、『道』(編著、教友社)。
越前 喜六(えちぜん きろく)
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科および神学研究科修士課程修了。
上智大学文学部教授を経て上智大学名誉教授。専攻は人間学・宗教学。
著書:『必ず道は開かれる』(日本キリスト教団出版局)、『多神と一神との邂逅──日本の精神文化とキリスト教』(共著、平河出版社)『人はなんで生きるか』(聖母の騎士社)、『わたしの「宗教の教育法」』(サンパウロ)、『神に喜ばれる奉仕 十二人の信仰論』(編著、サンパウロ)、『祈り』、『愛』、『希望』、『霊性』、『知恵』、『道』(編著、教友社)など多数。
ホアン・アイダル(Juan Haidar)
イエズス会司祭。上智大学神学部教授。専攻は現代哲学、ユダヤ思想。
論文:「善人の希望──W・ベンヤミンの歴史観」『希望に照らされて』(日本キリスト教団出版局)、「ユダヤ教におけるメシア理念の理解」『宗教的共生の展開』、『知恵』、『道』(編著、教友社)など。
増井 啓(ますい はじめ)
1964年山口県下関市生まれ。イエズス会司祭。六甲学院中学校、高等学校に勤務。宗教科・社会科教諭。六甲カトリック教会司祭。
大西 崇生(おおにし たかお)
イエズス会司祭。フランス・パリ Centre Sèvres にてSTB、STL取得。現在教皇庁立グレゴリアン大学博士課程。専門は旧約聖書神学。
片柳 弘史(かたやなぎ ひろし)
イエズス会司祭。慶應大学法学部卒業、上智大学神学部神学研究科修了。
現在、山口県のカトリック宇部教会にて司牧活動。マザー・テレサに勧められて司祭となる。
著書:『世界で一番たいせつなあなたへ』(PHP 研究所)、『マザー・テレサは生きている』(教友社)、『カルカッタ日記』(ドン・ボスコ社)、『こころの深呼吸〜気づきと癒しの言葉366』、『あなたはわたしの愛する子〜心にひびく聖書の言葉』(教文館)。
竹内 修一(たけうち おさむ)
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科修了、同大学神学部神学科卒業、Weston Jesuit School of Theology(神学修士)、Jesuit School of Theology at Berkeley(神学博士)。上智大学神学部教授。専攻は倫理神学(基礎倫理、いのちの倫理、性の倫理)。
著書:『風のなごり』、『ことばの風景』(教友社)、『希望に照らされて』(共著、日本キリスト教団出版局)、Conscience and Culture: A Dialogue between the West and the East concerning Conscience(LAP LAMBERT Academic Publishing,2010)
柳田 敏洋(やなぎだ としひろ)
イエズス会司祭。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。民間企業に技術研究員として従事後、イエズス会入会。米国、カナダにて「霊操」指導コースを研修。イエズス会修練長、エリザベト音楽大学理事長・教授を務め、現在イエズス会霊性センター「せせらぎ」所長。
著書:『日常で神とひびく』『日常で神とひびく 2』(ドン・ボスコ社)、「エゴを越えてアガペを生きる霊性を目指して」(越前喜六編『霊性』教友社)。
小山 英之(こやま ひでゆき)
上智大学外国語学部英語学科卒。同大学院哲学研究科修士課程修了。イギリス・ロンドン大学ヒースロップカレッジ神学科卒。イギリス・ウォーリック大学大学院 Centre for Research in Ethnic Relations 博士課程修了。イエズス会司祭。現在、上智大学神学部神学科教授、特定非営利活動法人なんみんフォーラム(FRJ)代表理事、府中刑務所英語系教誨師。専攻は、平和学、カトリック社会思想、人間学。
著書:『Ethnic Conflict and Religion: A Study of the Church in NorthernIreland』(法律文化社)、『平和学の今』(編著、法律文化社)、『教会の社会教説 貧しい人々のための優先的選択』(教文館)他。
角田 佑一(つのだ ゆういち)
イエズス会司祭。神学博士。上智大学神学部常勤嘱託講師。専門分野は教義学、エキュメニズム、諸宗教の神学、諸宗教対話。
論文:「清沢満之『臘扇記』における『意念』の内定構造」(『宗教研究』93巻1号、2019年)、「イエスの内面的成長についてのキリスト論的考察──ペルソナと意識の関係」(原敬子、角田佑一編著『「若者」と歩む教会の希望次世代に福音を伝えるために』日本キリスト教団出版局)、「神における『道』」(越前喜六編『道』教友社)。
下室 覚道(しもむろ かくどう)
曹洞宗僧侶。東京都新宿区養国寺住職。千葉県木更津市東泉寺兼務住職。元鶴見大学教授。専門は道元禅師の思想、チベット仏教、宗教学。
著書:『訓註曹洞宗禅語録全書〈中世篇〉』第四巻(四季社)、『日本仏教名言集』(天来書院、共著)、『別冊太陽 道元』(平凡社、共著)、『葬祭──現代的意義と課題』(曹洞宗総合研究センター、共著)、『僧侶──その役割と課題』(曹洞宗総合研究センター、共著)。
木村 恵子(きむら けいこ)
東京生まれ。恵泉女学園、早稲田大学(心理学専攻)卒業。日本基督教団・霊南坂教会員。エッセイスト。タイ、ベトナム、スイス、アメリカに居住。NHK「ラジオ深夜便」海外レポーター(1994-2000)。
著書:『小さな地球人たち』(日本評論社)、『河井道の生涯〜光に歩んだ人』(岩波書店)、『愛する人に遺す・エンディングノート』(キリスト新聞社)、『キーフさん〜ある少年の戦争と平和の物語』(叡智の海出版)など多数。
イエズス会司祭。上智大学文学部哲学科、上智大学大学院神学科卒。
九州大学大学院国史学科研究科修了。元日本二十六聖人記念館館長。
キリシタン史専門。現在、イエズス会日本管区管区長。
著書:『旅する長崎学(1)』(共著、長崎文献社)、『神に喜ばれる奉仕 十二人の信仰論』(編著、サンパウロ)、『祈り』、『愛』、『希望』、『癒し』、『知恵』、『道』(編著、教友社)。
越前 喜六(えちぜん きろく)
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科および神学研究科修士課程修了。
上智大学文学部教授を経て上智大学名誉教授。専攻は人間学・宗教学。
著書:『必ず道は開かれる』(日本キリスト教団出版局)、『多神と一神との邂逅──日本の精神文化とキリスト教』(共著、平河出版社)『人はなんで生きるか』(聖母の騎士社)、『わたしの「宗教の教育法」』(サンパウロ)、『神に喜ばれる奉仕 十二人の信仰論』(編著、サンパウロ)、『祈り』、『愛』、『希望』、『霊性』、『知恵』、『道』(編著、教友社)など多数。
ホアン・アイダル(Juan Haidar)
イエズス会司祭。上智大学神学部教授。専攻は現代哲学、ユダヤ思想。
論文:「善人の希望──W・ベンヤミンの歴史観」『希望に照らされて』(日本キリスト教団出版局)、「ユダヤ教におけるメシア理念の理解」『宗教的共生の展開』、『知恵』、『道』(編著、教友社)など。
増井 啓(ますい はじめ)
1964年山口県下関市生まれ。イエズス会司祭。六甲学院中学校、高等学校に勤務。宗教科・社会科教諭。六甲カトリック教会司祭。
大西 崇生(おおにし たかお)
イエズス会司祭。フランス・パリ Centre Sèvres にてSTB、STL取得。現在教皇庁立グレゴリアン大学博士課程。専門は旧約聖書神学。
片柳 弘史(かたやなぎ ひろし)
イエズス会司祭。慶應大学法学部卒業、上智大学神学部神学研究科修了。
現在、山口県のカトリック宇部教会にて司牧活動。マザー・テレサに勧められて司祭となる。
著書:『世界で一番たいせつなあなたへ』(PHP 研究所)、『マザー・テレサは生きている』(教友社)、『カルカッタ日記』(ドン・ボスコ社)、『こころの深呼吸〜気づきと癒しの言葉366』、『あなたはわたしの愛する子〜心にひびく聖書の言葉』(教文館)。
竹内 修一(たけうち おさむ)
イエズス会司祭。上智大学哲学研究科修了、同大学神学部神学科卒業、Weston Jesuit School of Theology(神学修士)、Jesuit School of Theology at Berkeley(神学博士)。上智大学神学部教授。専攻は倫理神学(基礎倫理、いのちの倫理、性の倫理)。
著書:『風のなごり』、『ことばの風景』(教友社)、『希望に照らされて』(共著、日本キリスト教団出版局)、Conscience and Culture: A Dialogue between the West and the East concerning Conscience(LAP LAMBERT Academic Publishing,2010)
柳田 敏洋(やなぎだ としひろ)
イエズス会司祭。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。民間企業に技術研究員として従事後、イエズス会入会。米国、カナダにて「霊操」指導コースを研修。イエズス会修練長、エリザベト音楽大学理事長・教授を務め、現在イエズス会霊性センター「せせらぎ」所長。
著書:『日常で神とひびく』『日常で神とひびく 2』(ドン・ボスコ社)、「エゴを越えてアガペを生きる霊性を目指して」(越前喜六編『霊性』教友社)。
小山 英之(こやま ひでゆき)
上智大学外国語学部英語学科卒。同大学院哲学研究科修士課程修了。イギリス・ロンドン大学ヒースロップカレッジ神学科卒。イギリス・ウォーリック大学大学院 Centre for Research in Ethnic Relations 博士課程修了。イエズス会司祭。現在、上智大学神学部神学科教授、特定非営利活動法人なんみんフォーラム(FRJ)代表理事、府中刑務所英語系教誨師。専攻は、平和学、カトリック社会思想、人間学。
著書:『Ethnic Conflict and Religion: A Study of the Church in NorthernIreland』(法律文化社)、『平和学の今』(編著、法律文化社)、『教会の社会教説 貧しい人々のための優先的選択』(教文館)他。
角田 佑一(つのだ ゆういち)
イエズス会司祭。神学博士。上智大学神学部常勤嘱託講師。専門分野は教義学、エキュメニズム、諸宗教の神学、諸宗教対話。
論文:「清沢満之『臘扇記』における『意念』の内定構造」(『宗教研究』93巻1号、2019年)、「イエスの内面的成長についてのキリスト論的考察──ペルソナと意識の関係」(原敬子、角田佑一編著『「若者」と歩む教会の希望次世代に福音を伝えるために』日本キリスト教団出版局)、「神における『道』」(越前喜六編『道』教友社)。
下室 覚道(しもむろ かくどう)
曹洞宗僧侶。東京都新宿区養国寺住職。千葉県木更津市東泉寺兼務住職。元鶴見大学教授。専門は道元禅師の思想、チベット仏教、宗教学。
著書:『訓註曹洞宗禅語録全書〈中世篇〉』第四巻(四季社)、『日本仏教名言集』(天来書院、共著)、『別冊太陽 道元』(平凡社、共著)、『葬祭──現代的意義と課題』(曹洞宗総合研究センター、共著)、『僧侶──その役割と課題』(曹洞宗総合研究センター、共著)。
木村 恵子(きむら けいこ)
東京生まれ。恵泉女学園、早稲田大学(心理学専攻)卒業。日本基督教団・霊南坂教会員。エッセイスト。タイ、ベトナム、スイス、アメリカに居住。NHK「ラジオ深夜便」海外レポーター(1994-2000)。
著書:『小さな地球人たち』(日本評論社)、『河井道の生涯〜光に歩んだ人』(岩波書店)、『愛する人に遺す・エンディングノート』(キリスト新聞社)、『キーフさん〜ある少年の戦争と平和の物語』(叡智の海出版)など多数。
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