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死から新しいいのちへ 看取る人の心得

身近な人に死が迫ったとき、残された時間をお互いに安らかに悔いなく過ごすために。
型番 1478960491
販売価格 1,320円(税込)
SOLD OUT

  • クレール・ケベール 著 /外山厚子 訳

  • 144ページ /B6判 並製(ソフトカバー)

  • 女子パウロ会 発行

  • ISBN978-4-7896-0491-8 /Cコード:C0047


身近な人の死が迫ったとき、残された時間を安らかに、悔いなくすごすため、
心身の痛みを取り除き、その人らしく人生を全うするための援助、
生と死への看護について語る。

人生のしめくくりに直面するとき、
これだけは心得ておきたいこととは?


死を迎えようとする人の看取りは、
看取る側に自分のいのちのあり方を深くみつめたこの本は、
死を超えるいのちへの信頼と希望と愛を、
私のこころにさらに強く刻みつけた。
──上智大学教授 アルフォンス・デーケン


もくじ


ターミナルケアとは?──
大切にされ、自分らしく生を全うするために
心身が弱り、“自分”が失われてゆく不安
見えない人の病室の暗闇に明かりを!

悲嘆を越えて──
自由を得るための試練として
悲嘆を乗り越える五つの歩み
悲嘆から逃れられない看護者

患者や家族との真実で、温かい人間関係のなかで──
恐れ、戸惑う家族を支える
真実を告げるか否かに原則はなく…
支え、助け、死を分かち合うための告知

なぜ安楽死を望むのか──
安楽死とは?
痛みと緩和ケアについて
本当の望みは、苦痛からの救い
尊厳死の名のもとに

真に心の安らぎを求める最期には──
精神的・宗教的ニーズにこたえる
生・死・苦難には自分なりの考えをもって
そばにいて惜しみない愛でつつむとき
思いやりと誠意だけでは不十分、養成と訓練を

死から新しいいのちへ──
看護者に必要な「子どもの精神」
毎日の生活のなかの「死と復活」


著者紹介


著者:クレーベル・ケベール
精神療法士。
1986年に設置された「病人の声に耳を傾けるための人材育成センターC.E.F.EM.」の設立メンバーであり、現名誉会長とつとめる。
ベルギー緩和医療学会理事。
ベルギー緩和ケア協会会員。
3人の子どもの母親であり、7人の孫の祖母。

訳者紹介:外山 厚子(とやま あつこ)
新潟県生まれ。
パリ第3大学フランス語教育学部現代フランス文学コース修了。
東京都立大学人文学部フランス文学科卒業。
主な訳書:「旅する21世紀」ブック望遠鏡シリーズ『モロッコ』、『シンガポール・マレーシア』(共訳) 他。

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