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キリスト教をめぐる近代日本の諸相──響鳴と反撥

新渡戸『武士道』を端緒として日本人の心性を読み解く。
型番 4487232061
販売価格 2,200円(税込)
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  • 加藤信朗 監修 /鶴岡賀雄・加藤和哉・小林剛 編

  • 292ページ /A5判 並製(ソフトカバー)

  • オリエンス宗教研究所 発行

  • ISBN978-4-87232-061-9 /Cコード:C0016


キリスト教に出会った近代日本人。
彼らの肯定・否定・無関心のリアクションを学際的に論考する。
新渡戸を手がかりに始まった探求はより源泉へと遡り、
日本人の精神性の根底へと迫る。

初版発行:2008年7月10日

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もくじ


 オリエンス・セミナーの歩みを顧みて (加藤信朗)

第1部 新渡戸稲造『武士道』再読
 第1章 『武士道』について──その多面性と自己相克 (加藤信朗)
 第2章 『武士道』執筆の背景と真の意図 (加藤和哉)
 第3章 旧約としての武士道──新渡戸稲造と内村鑑三 (田中 裕)
 第4章 新渡戸文献の神学的検討 (ジョセフ・S・オリリー)

第2部 思想家たちの応答
 第5章 綱島梁川の神秘主義とキリスト教 (鶴岡賀雄)
 第6章 井上哲次郎の「日本主義的哲学」とキリスト教批判 (渡部 清)
 第7章 九鬼周造の宗教観とニヒリズム──その二元的緊張関係 (田中久文)
 第8章 沢辺琢磨と士族層のキリスト教受容 (小川早百合)
 第9章 森有正の「経験」思想における信仰──神経験と神の定義 (釘宮明美)

第3部 キリスト教の文化内受容
 第10章 明治期の西洋音楽の受容 (黒川京子)
 第11章 合気道とキリスト教──歴史的つながりと思想的つながり (小林 剛)
 第12章 イグナチオの霊性と教育現場 (田島正城)
 第13章 近代日本とキリスト教との接点 (ムケンゲシャイ・マタタ)

あとがき (ムケンゲシャイ・マタタ)
   オリエンス・セミナー開催一覧


著者紹介


監修:加藤信朗(かとう しんろう)
1926年生まれ。
首都大学東京名誉教授。
聖心女子大学キリスト教文化研究所書院。
専攻はギリシャ哲学、教父哲学。

著書:
『初期プラトン哲学』『ギリシャ哲学史』(共に東京大学出版会)、『アウグスティヌス「告白録」講義』(知泉書館)。


編者:鶴岡賀雄(つるおか よしお)
1952年生まれ。
東京大学教授。
専攻は宗教学、西洋神秘思想。

著書:
『十字架のヨハネ研究』(創文社)。共編著『岩波講座 宗教』(岩波書店)、『〈宗教〉再考』(ぺりかん社)。主要論文「吉満義彦の『近代日本カトリシズム』」(『日本の思想』第72号)。


編者:加藤和哉(かとう かずや)
1962年生まれ。
聖心女子大学准教授。
専攻は西洋中世キリスト教思想、倫理学。

共著書:
『教養の源泉をたずねて』(稲垣良典編、創文社)。

主要論文:
「自然法の形而上学的基礎づけの現代的意味」(『自然法における存在と当為』、創文社)、「トマス・アクィナスにおける人間の『ペルソナ』の理解(『哲学雑誌』第113巻第784号、哲学会)。


編者:小林剛(こばやし ごう)
1967年生まれ。
聖心女子大学非常勤講師。
専攻はスコラ自然哲学。
合気道4段、居合道3段。

主要論文:
「アルベルトゥス・マグヌスにおける表象力について」(『中世思想研究』第49号、中世哲学会)。

訳書:
『中世における科学の基礎づけ』(E・グラント著、知泉書館)。

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