- 来住英俊 著
- 238ページ /四六判変型 並製
- 新潮社 発行
- ISBN978-4-10-603800-6 /Cコード:C0316
信仰とは無縁だった灘高・東大卒の企業人は、
いかにして30歳でカトリック司祭への転身を決意したのか。
なぜ漠然と抱えてきた「孤独感」を解消できたのか。
旧約聖書から新約聖書、遠藤周作からドストエフスキー、
寅さんからエヴァンゲリオンまで、幅広くエピソードを引きながら、
ノン・クリスチャンの日本人にも役立つ「救いの構造」をわかりやすく解説する。
キリスト教の〈教養〉は、「孤独」に効く!
初版発行:2017年4月25日
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もくじ
はじめに
第1章 キリスト教は役に立つか
1.キリスト教も現世利益を祈る
2.「祈り」とは「対話」である
3.神と人間はどのように語るのか
4.「神との対話」は自問自答ではない
5.神は、いつもそこにいる
6.神と交渉できるのか
7.神にはユーモアも通じる
8.神には文句も言える
9.神が人間に質問する
10.神は全能者・全権者である
11.神とは誰のことか──三位一体を考える
12.願い事は叶うのか
13.願い事の叶い方にはいろいろある
14.祈りの時間感覚
15.祈りを向上させるのは、祈ることそのもの
16.奇跡がなければキリスト教じゃない
17.キリスト教は肯定する
18.なぜ世界には悪や不幸が溢れているのか
19.神と折り合いがつかない
20.神との対話が始まらない場合
21.なぜ願いが叶わなくても信じる人がいるのか
22.キリスト教信仰のパラドックス
23.神と和解するということ
第2章 キリスト者はイエスの存在をどのように感じるのか
24.イエスが部外者であったとき
25.イエスが自分の世界に入ってきたとき
26.イエスが旅の伴侶になるとき
27.イエスが「自分の世界」の中心になるとき
28.遠藤周作『侍』を読む(1)──イエスが部外者であったとき
29.遠藤周作『侍』を読む(2)──イエスが視界に入ってくるとき
30.遠藤周作『侍』を読む(3)──イエスが旅の伴侶になるとき
31.遠藤周作『侍』を読む(4)──イエスが世界の中心になるとき
32.強烈な回心体験はなくてもいい
33.イエスと話をすると自分が変貌する
34.イエスと「まれびと」
35.定期的な祈り
36.経験と言葉
第3章 「共に生きる」とはどういうことか──キリスト教の幸福論
37.他人への怖れ
38.世界への怖れ
39.自分への怖れ
40.「不安に満ちた世界観」にどう対抗するか
41.なぜ「独りでいるのは良くない」のか──「自己幻想」と「共同幻想」
42.なぜ「共に生きる」のか──「対幻想」を重視する
43.「共に生きる」とは「助け合う」ことではない
44.キリスト教はなぜ結婚を重視するのか
45.知る喜び、知られる喜び
46.技芸職能と「共に生きる」
47.「人を動かす」のはやめる
48.「受ける」ことの意義
49.死との向き合い方
50.旅の到着地
おわりに
第1章 キリスト教は役に立つか
1.キリスト教も現世利益を祈る
2.「祈り」とは「対話」である
3.神と人間はどのように語るのか
4.「神との対話」は自問自答ではない
5.神は、いつもそこにいる
6.神と交渉できるのか
7.神にはユーモアも通じる
8.神には文句も言える
9.神が人間に質問する
10.神は全能者・全権者である
11.神とは誰のことか──三位一体を考える
12.願い事は叶うのか
13.願い事の叶い方にはいろいろある
14.祈りの時間感覚
15.祈りを向上させるのは、祈ることそのもの
16.奇跡がなければキリスト教じゃない
17.キリスト教は肯定する
18.なぜ世界には悪や不幸が溢れているのか
19.神と折り合いがつかない
20.神との対話が始まらない場合
21.なぜ願いが叶わなくても信じる人がいるのか
22.キリスト教信仰のパラドックス
23.神と和解するということ
第2章 キリスト者はイエスの存在をどのように感じるのか
24.イエスが部外者であったとき
25.イエスが自分の世界に入ってきたとき
26.イエスが旅の伴侶になるとき
27.イエスが「自分の世界」の中心になるとき
28.遠藤周作『侍』を読む(1)──イエスが部外者であったとき
29.遠藤周作『侍』を読む(2)──イエスが視界に入ってくるとき
30.遠藤周作『侍』を読む(3)──イエスが旅の伴侶になるとき
31.遠藤周作『侍』を読む(4)──イエスが世界の中心になるとき
32.強烈な回心体験はなくてもいい
33.イエスと話をすると自分が変貌する
34.イエスと「まれびと」
35.定期的な祈り
36.経験と言葉
第3章 「共に生きる」とはどういうことか──キリスト教の幸福論
37.他人への怖れ
38.世界への怖れ
39.自分への怖れ
40.「不安に満ちた世界観」にどう対抗するか
41.なぜ「独りでいるのは良くない」のか──「自己幻想」と「共同幻想」
42.なぜ「共に生きる」のか──「対幻想」を重視する
43.「共に生きる」とは「助け合う」ことではない
44.キリスト教はなぜ結婚を重視するのか
45.知る喜び、知られる喜び
46.技芸職能と「共に生きる」
47.「人を動かす」のはやめる
48.「受ける」ことの意義
49.死との向き合い方
50.旅の到着地
おわりに
著者紹介
来住英俊(きし ひでとし)
1951年、滋賀県生まれ、神戸育ち。
灘高校から東京大学法学部に進み、日立製作所を経て、
1981年にカトリックの洗礼を受ける。
御受難修道会に入会し、1989年に司祭叙階。
「祈りの学校」主宰。著書に、「目からウロコ」シリーズ(女子パウロ会)、
『気合の入ったキリスト教入門』(全3巻、ドン・ボスコ社)、
『『ふしぎなキリスト教』と対話する』(春秋社)、
『禅と福音』(南直哉との共著、春秋社)など。
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