「日本カトリック平和旬間」は、教皇ヨハネ・パウロ2世が訪日された1981年に、
広島の平和公園で、全世界に向けた平和アピールにこたえて設けられたものです。
「戦争は人間の仕業です」という言葉で始まる「平和アピール」は、当時の世界に衝撃を与えました。
戦争は人間の仕業です。
戦争は人間の生命の破壊です。
戦争は死です──
広島を考えることは、核戦争を拒否することです。
広島を考えることは、平和に対しての責任を取ることです。
この町の人々の苦しみを思い返すことは、
人間への信頼の回復、人間の善の行為の能力、人間の正義に関する自由な選択、
廃墟を新たな出発点に転換する人間の決意を信じることにつながります。
戦争という人間が作り出す災害の前で、
「戦争は不可避なものでも必然でもない」ということを、
われわれは自らに言い聞かせ、繰り返し考えてゆかねばなりません。
──神を信じる人々に申します。
我々の力をはるかに超える神の力によって
勇気を持とうではありませんか。
神がわれわれの一致を望まれていることを知って、
団結しようではありませんか。
愛を持ち自己を与えることは、彼方の理想ではなく、
永遠の平和、神の平和への道だということに
目ざめようではありませんか。
1,210円(税込)
一人の若き父親の身代わりとなり、祈りとほほえみのうちに命を捧げたコルベ神父の行いは、ナチスに対する精神の勝利だった―。
1,430円(税込)
原爆で死線をさまよい“奇跡的”な回復をとげた軍国少年T。今は司祭として、鎮魂と、核廃絶・世界平和のために祈り続けている。これは、ヒロシマの少年T.の体験記である。
1,540円(税込)
小さなトイレに身を隠して百日間。ルワンダの大虐殺をひとりの若い女性が奇跡的に生き延びた。
家族や友人を失い、絶望の淵で見つけた生きる意味とは?
1,540円(税込)
世界の問題、日本の問題を紹介、解説しながら人間らしく新しい社会建設のために生きている人々の姿を紹介する。
825円(税込)
永井隆は、結核の透視診断を続けて被ばくし、さらには原子爆弾でも被爆し、放射線を使用することの人道性と非人道性とを我がこととして深く体験した医師であった。 晩年の著作群に残された博士の魂のことばを、博士自身が描いた絵とともに収めた。
880円(税込)
福音の喜びを届けるためにすべての人と出会おうとすれば、わたしたちは救いとなる交わりを味わうことができるはずです。
550円(税込)
モンテッソーリ教育の中の主要なテーマである幼児の宗教教育を、コスミック教育を踏まえ、実践も交えて解説!
2,200円(税込)
1981年2月に来日したときの、東京、広島、長崎で彼が残した愛と平和のメッセージが、今、ここに、新たに私たちの心を熱くする──。
【1981年聖ヨハネ・パウロ2世教皇訪日公式記録映画】
330円(税込)
「パンの飢えがあるように 思いやりや愛情を求める飢えがあります だれからも愛されず 必要とされない心の痛みです 与えてください あなたの心が痛むほどに」